中学生の時にワキガだと気づいた時、

親に頼んで野菜中心の菜食生活を送るようになりました。

 

ワキガについて調べたら、普段食べている食事の内容によってはワキガの臭いがきつくなることがわかったからです。

 

食事の内容を変えるなんてダイエットする時くらいだと思っていたので、

まさかワキガで食生活を見直すことになるとは思ってもみませんでした。

 

それまで好きなものを好きなように食べていたので

食生活を変えるのは大変でしたが、

おかげでワキガの臭いが多少和らいだのは確かだと感じます（※長期的な展望が求められると思います）。

 

そのときの体験もふまえて、

ワキガに効果的な食べ物や飲み物をいくつか紹介したいと思います。

 

まず、わたしたち日本人にはなじみの深い緑茶や煎茶、ほうじ茶などのお茶類。

抗菌作用のある苦み成分カテキンが豊富に含まれていることで有名です。

 

ワキガ臭はアポクリン汗腺から分泌された汗が常在菌に分解させられることによって発生するので、抗菌作用のあるお茶を日常的に飲んでいれば臭いのもとを和らげることができます。

 

また、アポクリン汗腺から分泌された汗は、

常在菌によって分解された後、

酸化して悪臭を放つ過酸化脂質という物質に変化します。

 

そのため、酸化を防ぐはたらきのあるビタミンAやC、Eを積極的にとるのがおすすめです。

 

ビタミン類は緑の葉物野菜やかぼちゃなどの黄色い野菜に多く含まれているので、毎回の食事に緑黄色野菜を取り入れるようにしてみましょう。

 

他には、女性ホルモンと同じはたらきをもつイソフラボンを豊富に含む大豆製品もワキガ対策に役立ちます。

 

イソフラボンにはビタミン類と同じ抗酸化作用があるほか、

過剰な発汗を抑えるはたらきがあるので一石二鳥。

そのまま食べるのはもちろん、納豆や豆腐などの

加工食品を食べてもOKなので日常生活にも取り入れやすいですよね。

 

もうひとつ、女性なら積極的に摂取したいのが食物繊維です。

 

女性は男性より腸が長く、

しかも筋肉が少ないので便秘になりやすいのですが、

腸内に老廃物がたまっているとガスが毛穴から排出されて体臭の原因になってしまいます。

 

ちなみに、便秘解消には食物繊維が豊富な海藻類やごぼう、さつまいもなどを食べるのが効果的ですよ。

 

ここまでワキガ対策に良い食べ物を紹介してきましたが、

逆にワキガに悪い食べ物というのもあります。

 

たとえばわたしが中学時代にたくさん食べていたお肉。

ワキガは汗に含まれるたんぱく質や脂質が分解されることによって発生するので、

お肉のようにたんぱく質や脂肪分が多い食べ物はワキガを強くする原因になります。

 

同じように、バターやマーガリン、チーズなども食べ過ぎはNG。

そのため、肉類や乳製品を多く使う洋食はワキガをきつくする食事と言われています。

 

逆に和食にはワキガに良い食べ物を使った献立が多いので、

洋食中心の食生活を送っている人は和食、とくに菜食に切り替えてみるだけでもワキガ対策になります。

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