ワキガ手術を考えている方はもちろん、
自分が本当にワキガかどうか確かめたいという方は、
病院でワキガ診断をしてもらう必要があります。
ただワキガはデリケートな問題なので、
病院に行くのは恥ずかしいし、
何をされるのかわからないという怖さもありますよね。
わたしもワキガ手術を受けたいという気持ちはあったものの、
いざ病院に行くとなると、不安や恥ずかしさが先立って、
なかなか一歩が踏み出せませんでした。
そこで今回は、わたし自身の経験談も踏まえて、
病院で行うワキガ診断について説明したいと思います。
まずワキガを受診する病院ですが、
ワキガ診断は主に形成外科、美容外科、皮膚科などで行っています。
単に診断してもらうだけならどこを選んでもOKですが、
手術を希望するのなら形成外科または美容外科を受診し、
診断結果に基づいて手術の種類や方法を決めることになります。
一方、皮膚科は外用薬や内服薬の処方は行っていますが、
手術まで実施しているところは限られています。
そのため、できれば手術ではなく、
別の方法でワキガを治療したいと考えている方は、
皮膚科の受診から始めてみてもいいと思います。
なお、診断から検査までの流れはどの病院を受診してもほぼ同じで、
問診とガーゼテストによってワキガかどうか診断されます。
まず問診では、家族にワキガ体質の人がいないかどうか。
患者さんの耳垢が湿っているかどうかなどを尋ねられます。
次に診断に移りますが、病院での検査と言うと、
専用の医療器具を使って専門的な診断を行うものと思われがちです。
ところが実際は、自分で行うセルフテストと同じように、
ガーゼを脇にはさみ、その臭いを医師が嗅いでワキガかどうか診断するのが一般的です。
さらにワキガ体質の人は、わたしの地元じゃジュル耳とか言ってましたが、
ほとんど耳垢が湿っているので、
耳垢を採取して乾性か湿性かを確かめます。
この2つの診断結果と問診票を照らし合わせ、
総合的にワキガかどうか診断する仕組みになっています。
ワキガと診断された場合、
患者さんにどのような治療を希望するのか確認し、
適切なアドバイスや治療方法の提案などを行います。
手術を受ける場合、手術の種類や内容は病院によって異なるので、
医師とよく相談してどんな治療が自分に合っているのかじっくり検討した方が安心です。
ただ、最初から外科手術を勧めてくることは少なく、
初期の頃は多汗症の治療に用いられる塩化アルミニウム液を処方されるケースがほとんどです。
それをしばらく使用してみて、
あまり効果がなかった場合は外科手術を勧められることになります。
ただし、ワキガは手術をしないと治らないと思います。
以上がワキガ診断のだいたいの流れですが、
特に身体や心に負担のかかる診察を行うわけではないことをお分かりいただけたでしょうか。
病院に行くことは確かに勇気のいる行動ですが、
その後何年も悩んだり苦しんだりすることを考えれば、
思い切って行動を起こしたほうが後悔しなくて済むと思います。
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